N2· 中文 · 約 650字
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娘がスマートフォンを持ち始めたのは、小学校を卒業する少し前のことだった。当時の私は、連絡手段として必要だと判断し、深く考えずに与えてしまった。しかし、それが思いがけない悩みの始まりになるとは、そのときは気づいていなかった。
ある日、娘が友達と撮った写真をSNSに投稿しているのを見つけた。写真には学校名がわかる制服が写っており、場所を特定できるような背景も映り込んでいた。私はすぐに削除するよう伝えたが、娘は「みんなやってるから大丈夫」と言い張った。そのとき感じた不安と焦りは、今でもはっきり覚えている。
当時の私は、ただ危険を遠ざけることしか考えていなかった。情報を公開することのリスクばかりが頭にあり、娘が「友達とつながりたい」という気持ちを持っていることを、十分に理解しようとしていなかったと思う。禁止するだけでは解決にならないと気づいたのは、しばらくたってからのことだ。
今は、娘と一緒にルールを決めている。どんな情報を載せてよいか、どんな写真は避けるべきかを、親子で話し合うようにした。完全に管理することはできないし、するべきでもないと今の私は思っている。大切なのは、娘自身が自分の情報を守る判断力を身につけることだと、ようやく気づいたわけだ。
個人の情報をどこまで公開するかという問題は、大人にとっても難しい。ましてや子どもにとっては、なおさらだろう。親として私にできることは、答えを押しつけるのではなく、一緒に考え続けることだと今は感じている。
問題 1
Q1.
筆者の考え方はどのように変化したか。
①危険を避けるために、娘のスマートフォンの使用を完全に禁止しようと決めた。
②最初は禁止することしか考えていなかったが、今は娘と一緒に判断力を育てることが大切だと思うようになった。
③娘の友達も同じようにしているため、SNSへの投稿はそれほど危険ではないと考えるようになった。
④SNSの危険性を娘に教えるよりも、親が代わりに情報を管理するほうがよいと気づいた。
AI 보조로 작성하고 JLPT 레벨·문제 형식을 검수해 공개한 학습용 독해 지문입니다. · 2026년 6월 28일 공개 · 제작 방식 →