N4· 中文 · 約 2250字
本文
わたしは今、五十代の会社員だ。毎日、朝から夜まで仕事をしている。正直に言うと、若いころは「幸せ」という言葉の意味がよくわからなかった。
あるとき、同僚の田中さんが病気になった。田中さんは毎日いっしょにランチを食べていた仲間だ。田中さんが会社を休むようになって、わたしはひとりでお昼を食べることになった。そのとき、はじめて「いっしょに食べることがどれほど大切か」に気がついた。
田中さんが元気になって会社に戻ってきた日、わたしたちはまたいっしょにランチを食べた。そのときのコーヒーの味が、いつもよりずっとおいしく感じた。「ああ、これが幸せだな」とわたしは思った。
それから、わたしは毎日の小さなことに気をつけるようにしてみた。朝、電車の中で好きな音楽を聞くこと。仕事が終わってチームのみんなで「お疲れさま」と言い合うこと。家に帰ってあたたかいお風呂に入ること。こういう小さな瞬間が、毎日をゆたかにしてくれると気がついた。
五十代になって思うのは、幸せは遠いところにあるのではないということだ。仲間といっしょにいること、今日も元気に仕事ができること、そういうことに「ありがとう」と感じることが、わたしにとっての幸せだ。
問題 2
Q1.
わたしが「幸せ」の意味に気がついたのは、どんなことがあったからですか。
①田中さんが病気になって、ひとりでお昼を食べることになったから。
②会社のチームのみんなが「お疲れさま」と言ってくれたから。
③田中さんといっしょにコーヒーを飲んだことがあるから。
④仕事が忙しくなって、ランチに行けなくなったから。
Q2.
わたしが「幸せ」について思っていることはどれですか。
①幸せは若いころにしかわからない。
②毎日の小さな瞬間や仲間への「ありがとう」が幸せだ。
③幸せは大きなことや遠いところにある。
④幸せになるためには、もっとがんばらなければならない。
AI 보조로 작성하고 JLPT 레벨·문제 형식을 검수해 공개한 학습용 독해 지문입니다. · 2026년 7월 9일 공개 · 제작 방식 →