N2· 短文 · 約 450字
本文
数年前、私は一か月間の海外研修に参加した。英語力を高めるためだと思っていたが、実際に得たものはそれだけではなかった。
現地の人々と話す中で、自分がいかに「当たり前」を疑わずに生きてきたかに気づかされた。食事の作法、時間の感覚、人との距離感。どれも国によって大きく異なり、どれが正しいというわけでもなかった。その気づきは、帰国後も私の中に残り続けている。
近年、グローバルに活躍できる人材を育てようという動きが広がっている。文部科学省の調査によると、海外留学をする大学生の数は十年前と比べて増加傾向にあるという。しかし、留学の意義は語学の習得にとどまらないと私は思う。異なる価値観に触れ、それを受け入れようとする姿勢こそが、国際社会で必要な力ではないだろうか。
語学は確かに大切だ。しかし、言葉が通じても心が通じなければ意味がない。多様な人々と共に生きていくうえで、まず求められるのは「違い」を恐れない心の柔軟さだと、あの研修を通じて私は実感した。
問題 1
Q1.
この文章で筆者が最も伝えたいことは何か。
①海外研修に参加することで、日本の文化の良さを再認識することができる。
②国際社会で活躍するには、語学力よりも異なる価値観を受け入れる柔軟さが大切だ。
③グローバルな人材になるためには、まず英語力を高めることが最優先だ。
④海外留学の数が増えていることは、国際化が進んでいる証拠だ。
AI 보조로 작성하고 JLPT 레벨·문제 형식을 검수해 공개한 학습용 독해 지문입니다. · 2026년 10월 23일 공개 · 제작 방식 →