N3· 中文 · 約 750字
本文
「最近、家で仕事をするようになったんだけど、正直、思ったより大変だよ」と田中さんは言った。
山田さんはコーヒーカップを置いて、少し考えてから答えた。「そうなの?私はむしろ、家のほうが集中できると思っていたけど」
田中さんはため息をついた。「集中できる日もあるよ。でも、子どもが家にいると、なかなか仕事に集中できなくて。それに、同僚と気軽に話せないのが、思ったより辛いんだよね」
「なるほど」と山田さんはうなずいた。山田さん自身も、去年から家で働くようにしていた。でも心の中では、田中さんとは少し違う気持ちを持っていた。(家で仕事をすることで、通勤の時間がなくなって、その分、自分の時間が増えたと感じている。でも、それを素直に言うのは、田中さんに悪い気がした。)
「コミュニケーションの問題は、確かにあると思う。私も最初はそう感じたよ」と山田さんは言った。
田中さんは少し驚いた顔をした。「山田さんも?でも、今は平気そうだね」
「ビデオ通話をよく使うようにしたの。それでだいぶ変わったよ。あと、仕事の時間をきちんと決めることにしたら、生活のリズムが整ってきた気がする」
田中さんはしばらく黙っていた。山田さんの言葉が心に刺さったらしく、「そうか、工夫次第で変わるのかもしれないね」とゆっくり言った。
山田さんは微笑んだ。でも、家で働くことのすべてが良いとは思っていなかった。仕事と生活の境がなくなってきたことへの不安は、まだ消えていなかった。それでも今日は、田中さんに前向きな言葉をかけることができて、少しほっとした。
問題 2
Q1.
山田さんが田中さんに「私も最初はそう感じたよ」と言ったのはなぜですか。
①家で働くことが本当に大変だと思っていて、田中さんに同意したかったから。
②田中さんの気持ちに共感を示しながら、自分の経験から役に立つ方法を伝えたかったから。
③田中さんに家で働くことをやめるようにすすめたかったから。
④コミュニケーションの問題がまだ解決していないことを正直に伝えたかったから。
Q2.
この会話の中で、山田さんの本当の気持ちとして正しいものはどれですか。
①田中さんと同じように、家で働くことがとても大変だと感じている。
②ビデオ通話を使えば、家で働く問題はすべて解決できると確信している。
③家で働くことの良い点を感じているが、不安もあり、それをすべて話すことはしなかった。
④家で働くことに全く問題はなく、田中さんの悩みが理解できないと思っている。
AI 보조로 작성하고 JLPT 레벨·문제 형식을 검수해 공개한 학습용 독해 지문입니다. · 2026년 10월 13일 공개 · 제작 방식 →