N2· 短文 · 約 400字
本文
スマートフォンが家庭に普及してから、もう十年以上が過ぎた。私が最初にこの変化を実感したのは、息子が中学生になった頃のことだ。夕食の席で、以前なら「今日学校でこんなことがあった」と話してくれていた息子が、画面を見つめたまま黙って食事を続けるようになっていた。あのとき感じた寂しさは、今でも忘れられない。
もちろん、便利になった面もある。出張中でも家族に連絡が取れるし、写真を送り合うことで距離を縮める手段にもなった。しかし、画面を通じたやりとりは、どこか表面的だと感じることが多い。表情や声の温度が伝わらないまま、言葉だけが行き交う。それが「対話」と言えるのか、私には疑問だった。
五十代になった今、私はあの頃の反省をもとに、週に一度は家族で食卓を囲み、スマートフォンを手放す時間を設けるようにしている。小さな取り組みではあるが、顔を見ながら話すことの大切さを、改めて家族と共有できていると感じている。
問題 1
Q1.
筆者が「対話」に疑問を感じた理由は何か。
①出張中に家族へ連絡を取ることが難しくなったと気づいたから。
②息子が学校での出来事をまったく話さなくなってしまったから。
③画面を通じたやりとりが、家族の時間を増やしすぎていると思ったから。
④スマートフォンを使った連絡では、表情や声の温度が伝わらないと感じたから。
AI 보조로 작성하고 JLPT 레벨·문제 형식을 검수해 공개한 학습용 독해 지문입니다. · 2026년 7월 15일 공개 · 제작 방식 →