アンガーマネジメント研修制度 実施要綱
第一条(目的)
本要綱は、職場における感情的葛藤に起因するコミュニケーション障害を未然に防止し、もって組織全体の心理的安全性を高めることを目的として、アンガーマネジメント研修(以下「本研修」という)の実施基準を定めるものである。
第二条(定義)
本要綱において「アンガーマネジメント」とは、怒りをはじめとする強烈な感情衝動を即座に抑制するのではなく、その発生機序を認知的に理解した上で、表出の様式および強度を意図的に調整する一連の技法体系を指す。感情の抑圧と感情の制御とは本質的に異なる概念であり、前者が長期的なストレス蓄積を招くのに対し、後者は適切な感情表現を通じた相互理解の促進を目指すものとする。
第三条(対象者)
本研修の受講対象は、管理職に就く全従業員を必須とし、一般職については各部署長の判断により推薦を行うものとする。ただし、過去一年以内に同等の内容を含む外部研修を修了した者については、所定の書類を提出することにより受講免除の申請が可能である。
アンガーマネジメント研修 受講通知
各位
標記の件につき、下記のとおりご通知申し上げます。
当社では、近年における職場内ハラスメント事案の増加傾向を重く受け止め、感情制御に関する組織的な取り組みを強化するべく、本年度よりアンガーマネジメント研修を全管理職に対して義務化することといたしました。
本研修は、単に怒りを「封じ込める」ことを目的とするものではありません。むしろ、怒りという感情が対人関係において果たし得る機能的側面を正しく認識しつつ、その過剰かつ不適切な表出がもたらす組織的弊害を最小化するための知識と技術を体系的に習得することに主眼が置かれております。具体的には、感情の一次反応と二次反応の区別、認知的再評価の手法、並びに建設的な自己主張の様式であるアサーティブ・コミュニケーションの実践的活用について段階的に学修します。
受講を怠った管理職については、人事評価における「マネジメント能力」の項目に影響が及ぶ場合がある旨、あらかじめご了承ください。
記
一、実施日程:別紙スケジュール表を参照のこと
二、実施場所:本社第三会議室(オンライン受講も可)
三、受講時間:一回六時間(修了認定試験を含む)
アンガーマネジメント研修 受講免除申請書
提出先:人事部研修担当
申請者は、以下に定める要件を満たすと判断されることを理由として、本年度実施のアンガーマネジメント研修の受講免除を申請するものである。
【申請要件および提出書類】
免除申請が認められるのは、次の各号のいずれかに該当する場合に限られる。
一、過去一年以内に、本研修と同等以上の内容を含む外部機関主催の研修を修了し、修了証明書を提出できる者。なお、「同等以上」の判断は人事部が行い、その決定は最終的なものとする。
二、心身の疾患その他やむを得ない事由により受講が著しく困難であると認められる者。この場合、医師の診断書または所属長の具申書を添付することを要する。
三、前各号に準ずる特別の事情が認められる者で、人事部長が個別に免除を認めた者。
【注意事項】
本申請書は、研修実施日の二週間前までに提出しなければならない。期限を徒過した申請については、原則として受理しない。また、虚偽の申告が判明した場合には、当該申請を無効とするとともに、就業規則第○条に基づく懲戒処分の対象となり得る旨、申請者は十分に認識した上で署名するものとする。
申請者氏名: 所属部署: 提出日: 年 月 日