N4· 中文 · 約 650字
本文
「ねえ、お母さん、わたし、一人で京都に行ってみたいんだけど。」
娘の美咲が夕ご飯の時にそう言った。わたしは少し心配になった。美咲はまだ十八歳だ。一人で遠くに行ったことがない。
「一人で? 危なくないの?」
「大丈夫だよ。友だちも一人旅をしたことがあるって言ってたし、楽しかったって。」
美咲はうれしそうに話した。わたしはだまって聞いていた。
正直に言うと、わたしも若い時に一人で旅行をしたことがある。その時は、自分で全部を決められるのがとても楽しかった。どこへ行くか、何を食べるか、何時に起きるか、全部自分で選べた。だれかに合わせなくていいのは、本当に気持ちよかった。
でも、夜になると少し寂しかった。きれいな景色を見た時、「だれかに見せたいな」と思ったりした。一人だと、うれしいことを話す相手がいない。それがちょっとつらかった。
だから、一人旅はいいこともあるし、大変なこともある。
でも今、娘の話を聞きながら、わたしは思った。美咲はもう大人に近い。自分でお金を管理したり、問題が起きた時に自分で考えたりする経験は、大切だと思う。わたしがずっと心配して、何でも決めてあげていたら、美咲は自分で何もできなくなってしまうかもしれない。
「わかった。でも、ちゃんと計画を立てて、毎日連絡しなければならないよ。」
わたしはそう言った。美咲はにっこり笑った。
わたしは心配だ。でも、美咲が一人で旅をして、いろいろな経験をすることは、きっと大切だと思っている。
問題 1
Q1.
お母さんが最後に「わかった」と言った一番の理由は何ですか。
①友だちが一人旅をして楽しかったと言ったから。
②美咲が自分で経験をして成長することが大切だと思ったから。
③お母さんも若い時に一人旅をして、とても楽しかったから。
④美咲が一人で旅をしても安全だと信じているから。
AI 보조로 작성하고 JLPT 레벨·문제 형식을 검수해 공개한 학습용 독해 지문입니다. · 2026년 5월 12일 공개 · 제작 방식 →