N2· 中文 · 約 600字
本文
友人に誘われて、初めてeスポーツの大会を観戦したのは二年ほど前のことだ。正直なところ、「ゲームを見て何が楽しいのか」という気持ちがあった。しかし会場に入った瞬間、その考えは大きく揺らいだ。
数千人の観客が、画面の中の選手の動きに合わせて声を上げていた。解説者の言葉は熱を帯び、選手たちの表情には真剣さがにじんでいた。それはサッカーや野球の試合と、本質的には何も変わらない光景だった。
思えば、スポーツとは何かという問いに、明確な答えはない。身体を激しく動かすことだけが競技の条件ではないはずだ。チェスや将棋が知的競技として尊重されているように、高度な判断力や反射神経を要するゲームも、立派な競技と言えるのではないだろうか。
eスポーツが若い世代を中心に広まっているのは、単に娯楽として人気があるからではない。画面の向こうに本物の努力と技術があることを、彼らはよく知っているのだ。プロとして活動する選手たちは、毎日長時間の練習を重ね、チームで戦術を練り、試合に備えている。その姿は、どんな競技のアスリートとも変わらない。
社会がeスポーツをなかなか認めてこなかった背景には、「ゲームは遊びである」という先入観があったに違いない。しかし文化というものは、常に新しい形で生まれ、育っていくものだ。私はあの会場で感じた興奮を思い出すたびに、認められるべきものが認められていない状況を、もどかしく感じずにはいられない。
問題 2
Q1.
筆者がeスポーツを「立派な競技」と考えるのはなぜか。
①多くの観客が集まり、会場が盛り上がるから。
②高い判断力や反射神経が必要であり、選手が真剣に努力しているから。
③若い世代の間で娯楽として非常に人気があるから。
④テレビや動画で世界中に配信されているから。
Q2.
この文章を通じて、筆者が最も伝えたいことは何か。
①eスポーツの大会は、もっと大きな会場で開催されるべきだということ。
②eスポーツはサッカーや野球よりも観戦しやすい競技だということ。
③先入観にとらわれず、eスポーツを正当な競技として認めるべきだということ。
④若者はゲームに時間をかけすぎており、社会問題になっているということ。
AI 보조로 작성하고 JLPT 레벨·문제 형식을 검수해 공개한 학습용 독해 지문입니다. · 2026년 9월 3일 공개 · 제작 방식 →