N4· 中文 · 約 2600字
本文
今、わたしは研究室の窓から外を見ている。あの日のことを、まだよく覚えている。
五年前、わたしは大切な研究の発表で大きな失敗をしたことがある。何年もかけて準備した内容だったのに、発表の途中でうまく話せなくなってしまった。会場にいた人たちが静かになった。わたしの頭は真っ白になった。その夜、家に帰ってから、ひとりで泣いたりため息をついたりした。「もう研究者として続けることはできない」と思った。
それから数週間、わたしは研究室に行くのがつらかった。でも、ある日、先輩の先生が「失敗した人だけが次のステップに進めるんだよ」と言ってくれた。その言葉を聞いて、すこし気持ちが楽になった。わたしは小さなことから始めてみることにした。まず、毎日ノートに気づいたことを書いたり、同僚と短い話し合いをしたりした。半年ほどたつと、また自分の考えを人の前で話せるようになった。
今、わたしはあの失敗があってよかったと思っている。あの経験がなければ、自分の弱いところに気づかなかったと思う。大切なのは、つらいときでもやめないことだ。一歩ずつ前に進むことが、自分への信頼を取り戻す一番の方法だと、今のわたしは確かに感じている。
問題 2
Q1.
この文章で、筆者はどのようにして元気を取り戻しましたか。
①ノートに書いたり同僚と話し合ったりして、小さなことから始めた。
②先輩の言葉を聞いて、すぐに大きな発表に挑戦した。
③研究室をやめて、別の仕事を始めた。
④失敗のことを忘れるために、研究をしばらくやめた。
Q2.
筆者が「あの失敗があってよかった」と思う理由は何ですか。
①先輩の先生と仲よくなれたから。
②失敗のおかげで研究をやめることができたから。
③失敗を通して自分の弱いところに気づくことができたから。
④発表が上手になって賞をもらえたから。
AI 보조로 작성하고 JLPT 레벨·문제 형식을 검수해 공개한 학습용 독해 지문입니다. · 2026년 7월 24일 공개 · 제작 방식 →