N3· 中文 · 約 750字
本文
先日、病院の帰り道にスーパーへ寄った。棚には新鮮な野菜や弁当がたくさん並んでいた。しかし、閉店近くになると、まだ十分に食べられる食品に「半額」のシールが貼られ、それでも売れ残ったものが次々と捨てられていた。その光景を見て、私は胸が痛くなった。
私は長年、医療の現場で働いてきた。患者さんたちに「食事を大切に」と伝え続けてきた。食べることは、命をつなぐことだ。それなのに、社会では毎日大量の食べ物が捨てられているという現実がある。統計によると、日本では年間に数百万トンもの食品が廃棄されているそうだ。その多くは、消費期限が近いという理由だけで捨てられる。
もちろん、安全のために期限を守ることは大切だ。しかし、「もったいない」という気持ちをいつの間にか忘れてしまったのではないかと思う。私が子どものころは、食べ物を残すことは恥ずかしいことだと教えられた。食卓に出たものは必ず食べきるようにしていた。
最近、余った食品を必要な人に届ける活動があると聞いた。食べ物を大切にしようとする人たちの気持ちが、少しずつ広がっているらしい。それはとても喜ばしいことだと思う。
私たちは、便利さや安さを求めるあまり、本当に大切なものを見失ってはいないだろうか。食べ物を大切にすることは、命を大切にすることと同じだと私は信じている。毎日の食事を、もう少しだけ丁寧に向き合うようにしたい。そう思いながら、その夜の夕食を残さず食べた。
問題 1
Q1.
この文章を通じて、筆者が最も伝えたいことは何ですか。
①スーパーは閉店前に食品を値引きしてはいけない。
②余った食品を届ける活動にもっと参加するべきだ。
③消費期限のルールをもっと厳しくするべきだ。
④食べ物を大切にすることは、命を大切にすることにつながる。
AI 보조로 작성하고 JLPT 레벨·문제 형식을 검수해 공개한 학습용 독해 지문입니다. · 2026년 7월 29일 공개 · 제작 방식 →