N4· 中文 · 約 1950字
本文
今、私はバスを待ちながら、ふとあのころのことを思い出した。
中学生のとき、私はピアノの発表会に出たいと思っていた。でも、先生はなかなか私に出番をくれなかった。「まだ早い」と言われるたびに、胸がぎゅっとなった。どうして私だけ、と悔しくて泣いたこともある。
それでも練習をやめなかった。毎日、じっくりと音に向き合った。「いつかきっと」と自分に言い聞かせながら、鍵盤をたたいた。あせっても仕方がない、と少しずつわかってきた。
半年後、ようやく先生が「次の発表会に出てみなさい」と言ってくれた。舞台に立ったとき、手がふるえた。でも、弾き終わったとき、涙が出た。うれしさと、長く待ってきたことへの感謝で、胸がいっぱいになった。
あのとき、もし途中でやめていたら、この気持ちを知ることはなかったと思う。待つことは、つらいことだ。でも、待つ時間の中に、大切なものが育っていたのだと今はわかる。希望を持ち続けることが、一番大事なことだったのだ。
問題 1
Q1.
この文章で、筆者が一番伝えたいことは何ですか。
①待つ時間の中で希望を持ち続けることが大切だ。
②悔しいときは泣いてもいいが、すぐに気持ちを切り替えるべきだ。
③発表会に出るためには先生のゆるしが必要だ。
④ピアノは毎日練習すれば、すぐに上手になれる。
AI 보조로 작성하고 JLPT 레벨·문제 형식을 검수해 공개한 학습용 독해 지문입니다. · 2026년 10월 13일 공개 · 제작 방식 →