N3· 中文 · 約 700字
本文
先日、祖母の家に遊びに行ったとき、少し不思議な場面に出会った。祖母がスーパーのチラシを手に持って、「このお肉、今日は安いかしら」とつぶやいていたのだ。私はスマホで近くのスーパーの値段をすぐに調べられるのに、祖母はチラシが来るまで待つしかない。この小さな違いが、なんだか頭から離れなかった。
スマホやパソコンを使える人は、知りたいことをすぐに調べられる。電車の時間も、病院の予約も、買い物の比較も、全部指一本でできる。しかし、そういった道具を使えない人は、自分で動いて情報を集めなければならない。時間もかかるし、手に入る情報の量も少ない。こうして、使える人と使えない人の間に、大きな差が生まれてしまう。
この差は、特に高齢者に大きく影響するらしい。インターネットに慣れていないお年寄りは、便利なサービスを使えないことが多い。たとえば、ワクチンの予約がネットだけで行われたとき、パソコンを持っていないお年寄りが予約できなくて困ったという話を聞いた。情報が一部の人にしか届かないのは、やはりおかしいと思う。
もちろん、スマホを使えばいいという話ではない。大切なのは、使えない人が取り残されないようにすることだ。図書館で無料でパソコンを使えるようにしたり、地域のボランティアが教えたりする取り組みも少しずつ増えている。祖母がスマホを使えるようになったら、もっと便利になるかもしれない。でも、チラシを手に持って考える祖母の姿も、なんだか温かくて好きだなと思う自分もいる。便利さだけが全てではないと、祖母が教えてくれた気がした。
問題 1
Q1.
この文章を書いた人が一番伝えたいことは何ですか。
①便利な道具を使える人と使えない人の差は、これからもっと大きくなるだろう。
②スマホやパソコンを使えない人が取り残されないように、社会全体で支える必要がある。
③高齢者はスマホを早く覚えるようにしなければならない。
④チラシよりインターネットで情報を集めるほうが正しい方法だ。
AI 보조로 작성하고 JLPT 레벨·문제 형식을 검수해 공개한 학습용 독해 지문입니다. · 2026년 10월 16일 공개 · 제작 방식 →