毎日の小さな幸せを見つけよう 体験プログラムのご案内
田中さんは病院で働いている看護師です。五十を過ぎても、毎日たくさんの患者さんと話します。ある日、田中さんは院内の掲示板でこんな案内を見つけました。
「毎日の生活の中で、小さな喜びを感じたことがありますか。私たちは医療スタッフのために、心のケアプログラムを開きます。このプログラムでは、日々の生活の中で幸せを感じる瞬間について話したり、考えたりします。ぜひ、参加してみてください。」
田中さんは案内を読んで、しばらく立ち止まりました。「自分は毎日、何か幸せを感じているだろうか」と思ったからです。
心のケアプログラム 参加者へのお知らせ
日程:六月十五日(土)午後二時〜四時
場所:市民センター 二階 会議室A
対象:医療スタッフおよびその家族
費用:無料
このプログラムでは、参加者が自分の体験を話したり、他の人の話を聞いたりします。「今日、うれしかったこと」「小さいけれどたいせつな瞬間」などについて話し合います。
参加を希望する方は、六月十日(月)までに、病院のスタッフルームにある申込書に名前と連絡先を書いてください。定員は二十名です。定員をこえた場合は、先着順となります。
ご不明な点は、担当者の山本(内線:123)までご連絡ください。
心のケアプログラム 参加申込書
氏名:田中 美さ子
所属:第三病棟 看護師
連絡先:内線 456
参加のきっかけ:「毎日いそがしくて、自分のことをゆっくり考える時間がありません。他の人がどんな小さな幸せを感じているか聞いてみたいと思います。」
田中さんは申込書を書きながら、少し笑いました。昨日、患者さんに「ありがとう」と言われたとき、とても温かい気持ちになったことを思い出したからです。「もしかしたら、毎日の中にそういう瞬間がたくさんあるのかもしれない」と田中さんは思いました。