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インターネットやSNSの普及によって、誰もが簡単に情報を発信できる時代になった。しかし、その一方で虚偽の情報が急速に広まるという問題も深刻化している。総務省が2023年に行った調査によると、SNSを日常的に利用する成人の約6割が、過去1年以内に誤った情報をそれと気づかずに転送または共有した経験があると回答した。この数字は、情報の真偽を確かめる習慣がまだ十分に根付いていないことを示している。
同調査では、情報の正確さを確認する際に何を参考にするかも尋ねた。その結果、「テレビや新聞などの大手メディア」と答えた人が最も多く、全体の約7割を占めた。一方、「発信元のウェブサイトや公式資料を直接確認する」と答えた人は約2割にとどまった。このことから、多くの人が情報を自ら調べるより、信頼できると感じるメディアに頼る傾向があることがわかる。
ただし、大手メディアへの信頼が高いことは必ずしも問題ではない。問題は、どのメディアも誤りを犯す可能性があるにもかかわらず、その情報を疑わずに受け入れてしまう姿勢にある。専門家は、情報を受け取る側が複数の情報源を比べたり、発信元を確認したりする習慣を身につけることが重要だと指摘している。近年、民間団体や報道機関によって情報の正確さを専門的に調べる組織の整備が進んでいるが、最終的には個人が情報を批判的に見る目を養うことが求められる。情報化社会において、受け取った情報をそのまま信じるのではなく、一度立ち止まって確かめる姿勢が、今後ますます必要になるといえるだろう。
問題 1
Q1.
この調査結果から読み取れる傾向として、最も適切なものはどれか。
①テレビや新聞を参考にすることは問題であり、すべての人がウェブサイトで直接情報を確認すべきだ。
②大手メディアへの信頼が高い一方、自ら発信元を確かめる人は少なく、情報を主体的に検証する習慣が十分に広まっていない。
③SNS利用者の多くは誤情報を意図的に広めており、情報リテラシーの教育が急務である。
④民間団体による情報検証組織が整備されたことで、誤情報の拡散はほぼ解決されつつある。
AI 보조로 작성하고 JLPT 레벨·문제 형식을 검수해 공개한 학습용 독해 지문입니다. · 2026년 6월 11일 공개 · 제작 방식 →