【創作活動のすすめ――自分らしく生きるための手引き】
私は60年以上、さまざまな文化を見てきた。その中で気づいたことがある。人は何かを作ることで、初めて本当の自分に出会えるということだ。
この手引きは、創作活動を始めたい人のために書いた。特別な才能がなくても、誰でも使えるように説明する。
【基本的な使い方】
まず、自分が好きなことを一つ選ぶ。絵でも、文章でも、料理でも構わない。大切なのは、「うまくやろう」と思わないことだ。最初は下手でいい。毎日少しずつ続けることが、最も重要な機能である。
私が若いころ、文章を書き始めたとき、最初の一行を書くだけで一時間もかかった。しかし、書き続けるうちに、言葉が自然に出てくるようになった。創作とは、そういうものだと思う。
【注意事項と問題の解決方法】
創作活動には、いくつかの注意が必要だ。まず、他の人と比べないようにすることが大切だ。比べると、やる気がなくなってしまうことがある。
次に、作ったものを誰かに見せることを恐れないでほしい。私も若いころは、自分の文章を人に見せるのがとても怖かった。しかし、ある日、友人に見せたところ、「これは面白い」と言ってくれた。その一言が、私の人生を変えた。
【問題が起きたときの対処法】
もし「何も作れない」と感じたら、外に出て歩くといい。自然の中で体を動かすと、頭の中に新しいアイデアが生まれることが多い。また、好きな作品を見たり読んだりすることも効果的だ。
やる気が出ないときは、無理に作ろうとしないことも一つの方法だ。休むことも、創作活動の大切な一部である。
【創作活動がもたらすもの――60代からの振り返り】
私は今、60代になって、若いころに書いた文章を読み返すことがある。当時の自分が何を感じ、何を考えていたかが、はっきりとわかる。創作物とは、自分の気持ちの記録でもある。
東洋でも西洋でも、人は昔から何かを作り、それを他の人に伝えようとしてきた。それは、人間にとって自然なことなのだと思う。
【この手引きを使う人へ】
年齢は関係ない。60代でも、70代でも、何かを作ることは可能だ。私の知人は65歳で初めて絵を描き始め、今では地域の展示会に作品を出している。
大切なのは、始めることだ。完成させることよりも、作る過程を楽しむことが、創作活動の本当の目的である。自分の作ったものを通じて、誰かと話し合い、つながることができる。それが、創作の最も大きな喜びだと、私は長年の経験から確信している。