N3· 中文 · 約 650字
本文
去年の秋、私はスマートフォンの通知音が怖くなった。朝起きると、まずSNSを確認するのが習慣になっていた。投稿に「いいね」がつくと少し安心して、つかないと不安になった。友達の楽しそうな写真を見るたびに、自分だけが取り残されているような気持ちになった。
ある夜、寝る前にスマートフォンを見ていたら、気づくと二時間が過ぎていた。次の日も仕事があるのに、目が冴えて眠れなかった。そのとき、「このままではいけない」と強く思った。
翌朝、思い切ってSNSのアプリを全部消すことにした。最初の二、三日は何度もスマートフォンを手に取ってしまった。通知がないと、なんとなく落ち着かなかった。しかし一週間が過ぎると、少しずつ気持ちが楽になってきた。
一か月後、私の生活はずいぶん変わっていた。朝、窓から空を見るようになった。食事のとき、家族と話すことが増えた。本を読む時間もできた。以前は「時間がない」と思っていたが、実はSNSに使っていた時間がたくさんあったのだと気づいた。
SNSをやめて一番よかったのは、他の人と自分を比べなくなったことだ。「いいね」の数を気にしていたころは、常に誰かの目を意識していた。しかし今は、自分が本当に好きなことや大切にしたいことを考えられるようになった。
もちろん、SNSが悪いわけではない。使い方次第だと思う。でも私には、一度立ち止まって考える時間が必要だった。スマートフォンを置いて外を歩いたとき、風の音や木の葉の色に気づいた。そういう小さなことが、今の私にはとても大切に感じられる。
問題 2
Q1.
筆者がSNSのアプリを消すことにしたのは、どんな出来事がきっかけでしたか。
①通知音がうるさくて、集中できなくなったから。
②仕事が忙しくなって、SNSを見る時間がなくなったから。
③友達の楽しそうな写真を見て、自分が取り残された気持ちになったから。
④夜遅くまでスマートフォンを見て、眠れなくなったから。
Q2.
SNSをやめた後、筆者の気持ちはどのように変わりましたか。
①時間ができたが、何をすればいいかわからなくなった。
②友達と連絡が取れなくなって、孤独を感じるようになった。
③他の人と自分を比べなくなり、自分にとって大切なことを考えられるようになった。
④SNSがないと生活が不便だと感じて、すぐに戻したくなった。
AI 보조로 작성하고 JLPT 레벨·문제 형식을 검수해 공개한 학습용 독해 지문입니다. · 2026년 5월 27일 공개 · 제작 방식 →