N2· 中文 · 約 600字
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ボランティア活動に参加する人が増えている。とくに1995年の大きな地震災害以降、地域の助け合いや支援活動への関心が日本社会に広く根付いてきた。しかし、こうした活動の広まりを単純に喜ぶだけでよいのだろうか。
ボランティアの本来の意味は、自分の意志で、見返りを求めずに他者のために行動することだ。ところが近年、就職活動に有利だからという理由や、周囲からの評価を気にして参加する人が増えているという指摘がある。動機が外からの圧力や打算に基づいている場合、それは本当の意味での自発的な行動とは言いにくい。
もちろん、きっかけが何であれ、活動を通じて他者と関わる中で、人は確かに変わっていく。困っている人を支えることで達成感を得るばかりか、自分の限界や価値観を見直す機会にもなる。こうした内面の変化は、活動を続ける上で大切な力になるわけだ。
だが問題は、「自分が成長できる」という点ばかりが強調されるようになったことにある。活動の中心が、支援を受ける側ではなく、参加する側の満足感に移ってしまうと、本来の目的がゆがんでしまうおそれがある。
大切なのは、自分にとっての利益と、相手への真の貢献とのバランスを意識することではないだろうか。社会の中で互いに支え合うという関係は、どちらか一方が与え、一方が受け取るだけでは成り立たない。参加する動機を問い直しながら、活動の意味を継続的に考えていく姿勢こそが、真の意味での参加につながると筆者は考える。
問題 2
Q1.
筆者がボランティア活動の現状について最も問題だと指摘していることは何か。
①ボランティアの内容が難しすぎて参加しにくい環境になっていること
②参加者が自分自身の成長や満足感を重視しすぎるようになったこと
③活動に参加する人の数が以前と比べて減ってきていること
④地震などの災害が起きたときにしか活動が行われないこと
Q2.
筆者は今後のボランティア活動のあり方についてどのように述べているか。
①社会的な評価や就職への影響を考えた上で参加するかどうかを判断すべきだ
②自分の成長を最優先に考えながら積極的に活動に参加すべきだ
③自分の利益と相手への貢献のバランスを意識しながら活動の意味を考え続けることが大切だ
④見返りを一切求めず、ただ相手のためだけに行動することが重要だ
AI 보조로 작성하고 JLPT 레벨·문제 형식을 검수해 공개한 학습용 독해 지문입니다. · 2026년 9월 5일 공개 · 제작 방식 →