N3· 中文 · 約 650字
本文
今、窓の外を見ると、近所の公園で子どもたちが遊んでいる。こんな昼間の景色を見られるようになったのは、ここ数年のことだ。
三年前まで、私は毎朝六時に家を出ていた。満員電車に一時間以上乗って、都心のオフィスへ通うのが当たり前だった。五十代になっても、それが「仕事をする」ということだと信じていた。チームのみんなと顔を合わせて、一緒に働くことが大切だと思っていたからだ。
ところが、会社が在宅勤務を始めることになった日、正直なところ、私は不安だった。画面越しに話すだけで、本当にチームがまとまるのだろうかと心配だった。仕事の話だけでなく、ちょっとした雑談や、廊下ですれ違うときの一言が、チームを支えているのだと思っていたからだ。
しかし、実際に家で働いてみると、少しずつ気持ちが変わっていった。通勤に使っていた時間が自分のものになった。朝、ゆっくり朝食を食べながら、その日の仕事の計画を立てられるようになった。夕方には近所を散歩するようにした。体の調子も、気持ちの余裕も、以前より良くなったと感じた。
もちろん、寂しさがなかったわけではない。でも、オンラインでも丁寧に連絡を取り合うことで、チームの絆は続いていた。むしろ、短い時間で大切なことを伝え合う習慣ができた気がする。
今思うと、「仕事のために生活がある」と考えていた自分が、「生活のために仕事がある」と思えるようになった。この変化が、私にとって一番大きな気づきだったと思っている。
問題 1
Q1.
この文章を書いた人の気持ちの変化として、最も正しいものはどれですか。
①通勤がなくなったことで、仕事への意欲が下がってしまったと感じている。
②在宅勤務になってから、チームとの関係が悪くなったと感じるようになった。
③在宅勤務を始めてすぐに、チームと離れることへの不安がなくなった。
④最初は在宅勤務に不安を感じていたが、経験を通じて生活と仕事への考え方が変わった。
AI 보조로 작성하고 JLPT 레벨·문제 형식을 검수해 공개한 학습용 독해 지문입니다. · 2026년 5월 12일 공개 · 제작 방식 →