【キャリア転換支援プログラム案内】
近年、産業構造の変化により、一つの職業を生涯続けることが難しくなっています。当センターが2023年に実施した調査によると、30代から50代の就労者のうち、約62%が「現在の職種以外のスキルを習得したい」と回答しました。この数値は5年前の調査と比べて18ポイント上昇しており、職業の転換に対する関心が急速に高まっていることがわかります。
当センターでは、こうした社会的な変化に対応するため、社会人向けの職業訓練プログラムを提供しています。プログラムは「基礎コース」「応用コース」「専門コース」の三段階に分かれており、受講者の経験や目標に合わせて選択できます。基礎コースは週2回・全12回の構成で、IT・医療・福祉の三分野から選択可能です。受講料は一部が国の補助対象となっており、条件を満たす場合は費用の最大70%が支給されます。
注意事項として、各コースの定員は20名までとなっています。また、応用コース以上は基礎コースの修了証が必要です。申し込みは開講日の3週間前までにお済ませください。
【キャリア転換に関する最新調査結果のお知らせ】
当研究所は今年3月、全国の20代から60代の就労者2,500名を対象に、キャリアに関する意識調査を実施しました。その結果、いくつかの注目すべき傾向が明らかになりました。
まず、「これまでにキャリアを転換した経験がある」と答えた割合は全体の41%でした。年代別に見ると、20代では28%にとどまる一方、40代では53%に達しており、年齢が上がるにつれて転換経験者の割合が増える傾向が確認されました。
次に、転換の理由として最も多かったのは「職場環境への不満」(38%)ではなく、「新しいスキルを活かしたい」(45%)という前向きな動機でした。この結果は、従来の「転職は不満から生じる」という見方が変わりつつあることを示しています。
さらに、転換後の満足度については、「転換してよかった」と答えた人が全体の71%を占めており、否定的な評価は14%にとどまりました。これらのデータは、適切な準備と支援があれば、キャリアの転換が個人にとって有益であることを示唆しています。調査の詳細は当研究所のウェブサイトでご確認いただけます。
【生涯学習支援給付金申請書・記入要領】
本申請書は、在職中または離職後1年以内の方が、新たなスキル習得のために学習プログラムを受講する際に利用できる給付金の申請に使用するものです。以下の説明をよく読んだうえで、正確にご記入ください。
【対象となる学習プログラムの条件】
対象となるのは、厚生労働省が指定した認定プログラムに限られます。認定番号は受講機関から必ず事前に確認してください。なお、趣味・教養を目的とした講座は対象外となります。
【給付額の計算方法】
給付額は受講料の40%を基準とし、修了後に支給されます。ただし、上限額は年間20万円です。複数のプログラムを同時に受講する場合も、合計額が上限を超えることはありません。
【申請時の注意事項】
申請書には、在職証明書または離職票のいずれかを必ず添付してください。書類に不備がある場合は受理されませんので、提出前に必ずご確認ください。また、給付金の支給は申請受理から原則として2か月以内に行われますが、審査状況によって遅れる場合があります。
【問い合わせ先】
ご不明な点は、最寄りのキャリア支援センターまでお問い合わせください。