N2· 中文 · 約 600字
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子どもがスマートフォンを手放せなくなったのは、いつごろからだろうか。我が家の息子は中学に入ってから、食事中も画面を見るようになった。最初は注意していたが、そのうち私自身もスマートフォンを見ながら食事をしていることに気づき、何も言えなくなった。
ある調査によると、10代の若者の約7割が「リアルよりもオンラインのほうが自分を表現しやすい」と回答したという。さらに、スマートフォンの1日あたりの平均利用時間は、10年前と比べて約2倍以上に増えており、特に中高生の間でその傾向が強いことが明らかになった。一方で、「親しい友人がいない」と感じる若者の割合も、同じ期間に増加しているというデータがある。
この二つのデータをどう解釈するかは難しい。画面の中のつながりが増えたからこそ、現実の関係が薄くなったのか。それとも、現実での孤独感があるからこそ、オンラインに居場所を求めるのか。どちらが原因でどちらが結果なのか、一概には言えないわけだ。
親として気になるのは、子どもたちが将来どんな人間関係を築いていくかということだ。デジタルのつながりが悪いとは思わない。しかし、画面を通じたやりとりだけでは得られない経験も、確かにあるはずだ。顔を合わせて話す中で生まれる信頼や、失敗を共にする中で育まれる絆は、子どもたちの未来にとって大切な財産になると信じている。データが示す傾向を踏まえたうえで、家族としてできることを一つひとつ考えていきたいと思っている。
問題 2
Q1.
調査データから読み取れる傾向として、本文の内容と合っているものはどれか。
①親しい友人がいないと感じる若者の割合は、この10年で減少している。
②中高生のスマートフォン利用時間は10年前と比べてほぼ変わっていない。
③オンラインでの自己表現のしやすさと、現実での孤独感の増加が同時期に見られる。
④スマートフォンの利用時間が増えるにつれて、若者の学力も低下している。
Q2.
筆者が「子どもたちの未来」について最も伝えたいことは何か。
①オンラインと現実のバランスを数値で管理することが、最善の子育て法だ。
②デジタルのつながりは有害であるため、子どもにスマートフォンを持たせるべきではない。
③データの傾向を無視して、子どもの自由な生き方を尊重することが大切だ。
④現実の中で積まれる経験や人間関係が、将来の子どもにとって重要な意味を持つ。
AI 보조로 작성하고 JLPT 레벨·문제 형식을 검수해 공개한 학습용 독해 지문입니다. · 2026년 5월 12일 공개 · 제작 방식 →