N4· 中文 · 約 2650字
本文
山田先生は、ある日の授業のことをよく覚えている。男の子が泣いていた。するとクラスの子どもたちが「男の子なのに泣くの?」と言った。先生はそれを聞いて、とても悲しい気持ちになった。
この言葉はどこから来たのだろうと先生は考えた。家で親に言われたのかもしれない。テレビで見たのかもしれない。子どもたちは、男の子はこう、女の子はこう、という考え方を、まわりから少しずつ学んでいる。それが問題だと先生は思った。
女の子の場合も同じだ。「女の子だから、もっとおとなしくしなさい」と言われることがある。こういう言葉を何度も聞くと、子どもは「自分はこういう人間だ」と思い込んでしまう。やりたいことをあきらめることも出てくる。
先生はその日から、クラスで話し合いをするようにした。「男の子だから」「女の子だから」ではなく、「あなたはどう思う?」と聞くようにした。子どもたちは最初おどろいていたが、だんだん自分の気持ちを話せるようになった。泣いていた男の子も、少しずつ元気になっていった。
大切なのは、男か女かではなく、その子が何を感じているかを見ることだと先生は気がついた。子どもたち一人ひとりが、自分らしく育てる環境を作ることが、おとなの責任だと思う。
問題 1
Q1.
山田先生がクラスで話し合いを始めたのは、どうしてですか。
①子どもたちに、もっとおとなしくしてほしかったから。
②授業の内容をたくさん教えたかったから。
③男の子が泣くことは悪いことだと教えたかったから。
④子どもたちが「男の子だから」「女の子だから」という考え方を変えてほしいと思ったから。
AI 보조로 작성하고 JLPT 레벨·문제 형식을 검수해 공개한 학습용 독해 지문입니다. · 2026년 8월 18일 공개 · 제작 방식 →